寺院概要
住職ご挨拶
都会の中にありながら、くすのきの大樹に抱かれて、昔ながらのたたずまいを保っている常光寺の姿は何ものにも勝る風情があります。樹々のささめきや鳥の囀りに耳を傾け、境内に佇んだり、本堂に端座したりして、喧噪の巷と化したこの社会で一息ついていただけるように、いつでも門は開いております。
お寺は内と外を繋ぐ、内であり外でもある家の縁側のような場所でありたいと私は願っています。そこで出会った人々が、仲間になれるような場所です。
共に“学び”、“癒され”、そして“楽しみ”、「無縁の縁」を紡いでいく、縁もゆかりもない人たちが縁を結んでいくお手伝いをしていけたらと考えています。
沿革
鎌倉末期 |
佐々木三郎盛綱の開墓と言われてきた集落の念仏堂が建立される |
建武年間(1334~1337) |
念仏堂が寺院化され「常光寺」と名乗るようになった |
室町後期 |
常光寺は一時衰退する |
寛政5年(1793) |
佐々木正久法師が常光寺を再興する |
明治8年 |
常光寺が開いていたこの地区唯一の寺子屋は、五番小学校(現在の北中島小学校)となる |
施設案内
本堂 |
木造単層入母屋造。18世紀半ば、延享から寛延頃の建設とされている。昭和57年、平成31年改修。本尊 阿弥陀如来像、御宮殿、親鸞聖人絵像等、真宗寺院としては古い法宝物を持っています。
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くすの木ホール |
新御堂筋に面した多目的ホール「くすの木ホール」は全館バリアフリーの椅子席の会場であり、お足元の不自由な方にも便利です。梅田・新大阪など大阪の主要駅からのアクセスも良く、葬儀はもちろん法事・法要にも、講演会やコンサート等の文化活動にもご利用いただけます。
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紫陽堂 |
「紫陽堂」は少人数の法事・法要や地域の文化活動など様々な用途にご使用いただけます。
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納骨堂 |
紫陽堂の2階には「納骨堂」があり、ご遺骨をお預かりできるよう、ロッカー式納骨壇をご用意しております
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合葬墓 |
本堂横の墓地内に「合葬墓」があります。骨壺ではなく、袋にお骨を入れていただき、ほかの皆さまとご一緒に納骨していただきます。本堂の横にありますので読経が聞こえますし、お寺が開門している間はどなた様もご自由にお参りいただけます。
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鐘楼門(しょうろうもん) |
梵鐘は口径2尺3寸、いわゆる「百貫の鐘」で平成2年の新造であるが音色は好い。毎日正午、午後5時の2回、打鐘する。大晦日には除夜の鐘撞きに開放しています。
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山門(さんもん) |
寺院の正式な玄関。昭和57年改修。
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